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【2026年最新版】中小企業がAI開発・導入で活用できる補助金5選 

    更新日:

    2026/03/31

    公開日:

    2026/03/31

    【2026年最新版】中小企業がAI開発・導入で活用できる補助金5選 

      【2026年最新版】中小企業がAI開発・導入で活用できる補助金5選 

      AI開発補助金とは、国や自治体が中小企業のAI開発・導入にかかる費用の一部を支援する返済不要の資金制度です。AI技術の急速な発展に伴い、業務効率化や生産性向上を目的としたAI開発・導入を検討する中小企業が増加する一方、数百万円から数千万円規模の初期費用が大きなハードルとなっています。

      活用したいのが、国や自治体が提供する補助金制度です。2026年度(令和8年度)は、従来の「IT導入補助金」が「デジタル化・AI導入補助金」へと名称変更されるなど、国を挙げて中小企業のAI導入を強力に後押しする方針が打ち出されました。

      また、「ものづくり補助金」と「新事業進出補助金」が統合され、「新事業進出・ものづくり補助金」として2026年度より順次公募が開始される予定であるなど、制度の大きな転換期を迎えています。

      本記事では、2026年最新の情報を基に、中小企業がAI開発・導入に活用できる主要な補助金5選を徹底解説します。自社の目的やフェーズに合った最適な補助金を見つけ、AI導入によるビジネスの飛躍を実現しましょう。

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      なぜ今、中小企業のAI開発・導入に補助金が必要なのか?3つの理由

      なぜ今、中小企業のAI開発・導入に補助金が必要なのか?3つの理由

      中小企業がAI開発・導入において補助金を活用すべき理由は、単にコストを抑えられるからだけではありません。現在のビジネス環境において、AI導入と補助金活用が不可欠となっている主な理由は以下の3点です。

      1. 深刻な人手不足解消と業務効率化・生産性向上が急務
      2. 高額な対象経費(システム構築費・外注費)の初期投資リスクを最小化できる
      3. DX・デジタル化への対応が企業の競争力を左右する時代へ

      それぞれ詳しく解説していきます。

      1. 深刻な人手不足解消と業務効率化・生産性向上が急務

      日本の生産年齢人口は減少の一途をたどっており、中小企業庁の調査等でも約7割の中小企業が深刻な人手不足を実感しています。AI技術は、人手不足を解決する切り札として期待が高まっている分野です。

      具体的には、AIチャットボットによる顧客対応の自動化、AI-OCRを用いた帳票入力の効率化、画像認識AIによる製造ラインの外観検査の自動化など、AIを導入することで大幅な省力化と業務効率化が実現可能です。

      しかし、AI搭載システムを自社に最適化して開発・導入するには専門的な知識とコストが不可欠であり、独力での推進が難しい中小企業にとって、国からの資金支援である補助金は強力な後押しとなるでしょう。

      業務効率化に活用できる補助金の詳細については、「【2026年最新】業務効率化に使える補助金3選!ITツール導入やDX推進を専門家が徹底解説」でも詳しく解説しています。

      2. 高額な対象経費(システム構築費・外注費)の初期投資リスクを最小化できる

      AI開発には、一般的なITツールの導入と比較して高額な費用がかかる傾向があります。 自社専用のカスタムAIを開発する場合、PoC(概念実証)の段階で50万円〜300万円、本格的なシステム構築には500万円〜数千万円規模の投資が必要になることも少なくありません。

      補助金制度を活用すれば、システム構築費や外部ベンダーへの外注費、クラウドサービス利用料などの対象経費に対して、原則として1/2から最大2/3の補助率で支援を受けられます。融資とは異なり「返済不要」の資金であるため、先端技術への投資ハードルを大きく下げ、初期投資リスクを最小化できる点が最大のメリットです。

      3. DX・デジタル化への対応が企業の競争力を左右する時代へ

      現在、あらゆる業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されており、AIをはじめとするデジタル技術の活用度合いが企業の競争力を直接的に左右する時代となっています。

      2026年度から「IT導入補助金」が「デジタル化・AI導入補助金」へと名称変更された事実は、国が中小企業のAIシフトを最重要課題と位置付けている証拠といえるでしょう。

      競合他社が補助金を活用してAI導入を進め、生産性を飛躍的に高めている中で、デジタル化への対応が遅れれば、市場での優位性を失うリスクが高まります。自社の生き残りと成長のために、今こそ補助金を活用したAI開発に踏み出すべきタイミングといえるでしょう。

      DX推進に向けた各種補助金の一覧や制度比較については、「【2025年】DX推進に使える補助金一覧|制度比較と申請の注意点」も合わせてご参照ください。

      AI開発の補助金活用で悩んでいませんか? 「自社にどの補助金が使えるか分からない」「AI開発の要件定義から相談したい」という方は、株式会社イチドキリの無料相談をご利用ください。AI開発の実績と補助金申請のノウハウを持つ専門家が、最適なプランをご提案します。

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      【2026年度版】AI開発・導入に使える主要な補助金5選

      2026年度に中小企業がAI開発や導入で活用できる主要な補助金は以下の5つです。

      1. デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)
      2. ものづくり補助金
      3. 中小企業新事業進出補助金(旧事業再構築補助金)
      4. 中小企業省力化投資補助金
      5. 小規模事業者持続化補助金

      それぞれの制度概要、補助率、補助上限額、対象経費などの最新情報を詳しく解説します。

      【AI開発補助金5選 比較一覧表】

      補助金名補助率補助上限額主な対象経費おすすめの用途
      デジタル化・AI導入補助金1/2〜4/5最大450万円ソフトウェア購入費、クラウド利用料等既製AIツール(SaaS)の導入
      ものづくり補助金1/2〜2/3最大3,500万円機械装置・システム構築費、外注費等カスタムAIの開発
      中小企業新事業進出補助金1/2最大9,000万円建物費、システム構築費、広告宣伝費等AI活用の新規事業立ち上げ
      中小企業省力化投資補助金1/2〜2/3最大8,000万円省力化製品導入費、機械装置費等AI搭載ロボット・設備の導入
      小規模事業者持続化補助金2/3〜3/4最大250万円機械装置等費、広報費、外注費等小規模なAI活用

      1. デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)【2026年名称変更】

      デジタル化・AI導入補助金とは、中小企業や小規模事業者がAI搭載のITツールを導入する際の経費を一部補助する制度です。2026年度(令和8年度)より、「IT導入補助金」から名称が変更され、生成AIや業務自動化AIなどの導入に重点的な支援を行う姿勢が明確になりました。

      単なる名前の変更にとどまらず、国がAI導入支援を本格化させたメッセージと受け取れるでしょう。

      【主な変更点(2026年度)】

      • 名称が「デジタル化・AI導入補助金」へ変更
      • 生成AIや業務自動化AIなど、AI機能を持つツールの導入支援を強化
      • AIと連携したハードウェアやロボット等による省人化へのシフト
      • 過去に同補助金を受給した企業の2回目以降の申請要件の厳格化

      【補助率・補助上限額】

      枠名補助率補助額
      通常枠(1プロセス以上)1/2以内(最低賃金近傍は2/3)5万円〜150万円未満
      通常枠(4プロセス以上)1/2以内(最低賃金近傍は2/3)150万円〜450万円
      インボイス枠3/4以内(小規模は4/5、50万円超部分は2/3)最大350万円

      【対象経費】 ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)、導入コンサルティング、導入設定・マニュアル作成・研修費、保守サポート費など。インボイス枠ではPC・タブレット、レジ・券売機などのハードウェア購入費も対象となります。

      IT導入補助金の基本的な仕組みや申請の流れについては、「IT導入補助金とは?仕組みや申請方法を解説」で詳しく解説しています。

      2. ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)※2026年度中に「新事業進出・ものづくり補助金」へ統合・再編予定(公募は2026年夏頃開始見込み)

      ものづくり補助金とは、中小企業が革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する制度です。AI開発の中でも、自社独自のカスタムAIをゼロから構築するケースに適した、非常に人気の高い補助金といえます。

      2026年度の大きなトピックとして、後述する「新事業進出補助金」と統合され、「新事業進出・ものづくり補助金」として再編される予定です。

      【制度の概要(現行制度)】 既存事業をベースにしながら、技術力や付加価値を大きく高める革新的な設備投資やシステム構築を支援する制度です。単なる老朽化設備の買い替えではなく、新たな価値を生み出す投資が求められます。

      【補助率・補助上限額(現行の製品・サービス高付加価値化枠)】

      項目内容
      補助率1/2(小規模企業者・再生事業者は2/3)
      補助上限額従業員数に応じて750万円〜2,500万円
      賃上げ特例時最大3,500万円

      【対象経費】 機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費など。

      【2026年度の統合・再編について】 2026年度中に「新事業進出補助金」と統合され、「新事業進出・ものづくり補助金」となる予定です。統合後の初回公募は2026年夏頃(6月〜秋頃) になると予想されています。統合後の「革新的新製品・サービス枠」が、従来のものづくり補助金に相当する枠組みです。

      ものづくり補助金の補助率に関する最新情報や枠ごとの違いについては、「【ものづくり補助金】補助率の最新情報|事業規模・申請枠で変わる補助額の目安を解説」をご参照ください。

      3. 中小企業新事業進出補助金(旧事業再構築補助金)

      ※2026年度中にものづくり補助金と統合され「新事業進出・ものづくり補助金」へ一本化予定。現行の第4回公募が現行制度の最終回見込み

      中小企業新事業進出補助金とは、既存事業の枠を超えたビジネスモデルの変革を支援する制度です。コロナ禍における「事業再構築補助金」を前身とし、新市場進出や事業転換を強力に後押しする補助金として位置付けられています。

      【補助率・補助上限額(現行制度)】

      項目内容
      補助率1/2
      補助上限額従業員数に応じて最大7,000万円
      賃上げ特例時最大9,000万円
      補助下限額750万円

      【対象経費】 建物費(建物の建築・改修)、機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費など。他の補助金では対象になりにくい「建物費」や「広告宣伝費」が含まれるのが大きな特徴です。

      【2026年度の統合・再編について】 2026年度中にものづくり補助金と統合され「新事業進出・ものづくり補助金」へ一本化されます。現在実施中の公募(第3回・第4回)が現行制度での最終回となる見込みです。統合後は「新事業進出枠」として引き継がれるでしょう。

      制度の終了と今後の動向、不採択となる理由については、「事業再構築補助金は終了!新事業進出補助金の不採択理由と採択率を上げる秘訣」で詳しく解説しています。

      4. 中小企業省力化投資補助金

      中小企業省力化投資補助金とは、人手不足に悩む中小企業等に対して、IoT・ロボット・AI等の汎用製品の導入を支援する制度です。2026年3月19日に制度の大幅な改定が行われ、より使いやすい内容に刷新されました。

      【主な変更点(2026年3月19日改定)】

      • 申請受付期間の延長(2027年3月末頃まで)
      • 「大幅な賃上げ」の定義の緩和
      • 事業で大きな利益が出た場合の「収益納付(補助金返還)」ルールの完全撤廃

      【補助率・補助上限額】

      補助率補助上限額
      カタログ注文型1/2最大1,000万円(賃上げ時は最大1,500万円)
      一般型1/2(小規模・再生事業者は2/3)750万円〜8,000万円(賃上げ特例あり)

      【対象経費】 省力化製品(カタログ登録製品)の導入費用、機械装置・システム構築費など。

      省力化投資補助金の最新の公募情報については、「【速報】中小企業省力化投資補助金(一般型)第6回公募が開始|医療・介護業の申請が解禁【2026年最新】」にて速報をお届けしています。

      5. 小規模事業者持続化補助金

      小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者がインボイス制度などの制度変更への対応や、販路開拓・業務効率化に取り組む際の経費を一部補助する制度です。使い勝手が良く、初めての補助金申請にも向いている点が特徴です。

      商工会議所や商工会のサポートを受けながら経営計画を作成し、計画に沿った販路開拓等の取り組みに必要な経費の一部が補助されます。

      【補助率・補助上限額(一般型)】

      枠名補助率補助上限額
      通常枠2/350万円
      インボイス特例適用2/3最大100万円(+50万円)
      賃金引上げ特例適用2/3最大200万円(+150万円)
      最大(複数特例適用時)2/3(赤字事業者は3/4)最大250万円

      【対象経費】 機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費、旅費、開発費、資料購入費、雑役務費、借料、設備処分費、委託・外注費など。

      小規模事業者向けの補助金全般については、「【2026年・令和8年度最新】中小企業・小規模事業者向け補助金まとめ!令和7年度補正予算の注目ポイント」でも詳しくまとめています。

      目的・フェーズ別!自社に最適なAI開発補助金の選び方

      目的・フェーズ別!自社に最適なAI開発補助金の選び方

      AI開発の目的や導入フェーズごとに、最適な補助金は異なります。「結局、自社はどれに申請すべきか?」と迷う方は、以下の5つのパターンから選択するのが効果的です。

      1. 既製のAIツール(SaaS等)を導入して手軽に効率化したい場合
      2. 自社独自の課題を解決する「専用AI(カスタムAI)」を開発したい場合
      3. AI技術を活用して「全く新しい事業」を立ち上げたい場合
      4. 現場の人手不足解消のため、AI搭載の「ロボット・設備」を導入したい場合
      5. 小規模なAI活用で、まずは小さく始めたい場合

      それぞれ解説していきます。

      1. 既製のAIツール(SaaS等)を導入して手軽に効率化したい場合

      おすすめ:デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)

      自社でゼロから開発するのではなく、すでに市場にあるAI搭載の会計ソフト、CRM、チャットボットなどを導入して、素早く業務効率化を図りたい場合に最適な補助金です。パッケージ化されたツールであるため、導入ハードルが低く、比較的短期間で効果を実感できるでしょう。

      2. 自社独自の課題を解決する「専用AI(カスタムAI)」を開発したい場合

      おすすめ:ものづくり補助金(※統合後は「新事業進出・ものづくり補助金」の革新的新製品・サービス枠)

      既存のパッケージソフトでは対応できない、自社特有の製造ラインの画像検査AIや、独自のアルゴリズムを用いた需要予測AIなどをゼロから開発(フルスクラッチ開発)する場合に適しています。外注費やシステム構築費が対象となるため、本格的なAI開発の強力な支援となるでしょう。

      ものづくり補助金を活用したAI導入の具体例については、「AI導入に活かせるものづくり補助金活用法|申請ポイントと採択事例を解説」で詳しく解説しています。

      3. AI技術を活用して「全く新しい事業」を立ち上げたい場合

      おすすめ:中小企業新事業進出補助金(※統合後は「新事業進出・ものづくり補助金」の新事業進出枠)

      既存事業とは異なる全く新しい市場へ参入する際、AIをコア技術として活用する場合に最適です。一例として、製造業の企業が自社のノウハウをAI化し、他社へSaaSとして提供する新規事業を立ち上げるケースなどが該当します。建物費や広告宣伝費も対象になるため、事業立ち上げを総合的にカバーできる点が強みです。

      4. 現場の人手不足解消のため、AI搭載の「ロボット・設備」を導入したい場合

      おすすめ:中小企業省力化投資補助金

      ソフトウェアだけでなく、AI機能が搭載されたハードウェア(配膳ロボット、清掃ロボット、自動検品機など)を導入して、直接的に現場の省力化を図りたい場合に適しています。カタログから選ぶ形式(カタログ注文型)であれば、選定から導入までのプロセスがスムーズに進むでしょう。

      5. 小規模なAI活用で、まずは小さく始めたい場合

      おすすめ:小規模事業者持続化補助金

      従業員数が少ない小規模事業者が、販路開拓や業務効率化のために数十万円規模のAIツール(簡易的なチャットボットやマーケティングツールなど)を導入する場合に最適な補助金です。補助上限額は最大250万円(特例適用時)と他の補助金に比べて小規模ですが、使い勝手が良く、初めての補助金申請にも向いています。

      AI開発補助金の採択率を上げる5つの申請テクニック

      AI開発補助金の採択率を上げる5つの申請テクニック

      補助金は申請すれば必ずもらえるものではなく、厳しい審査を通過して「採択」される必要があります。AI開発で補助金の採択率を劇的に高めるテクニックは、主に以下の5つです。

      1. 「なぜ自社にそのAIが必要か」事業計画書のストーリーを明確にする
      2. AI導入による「費用対効果」を定量的なKPIで示す
      3. 賃上げ要件などの「加点項目」を積極的に取得する
      4. GビズIDプライムの取得から逆算した申請スケジュールを組む
      5. 専門家・認定支援機関との早期連携で審査員に響く計画を練る

      それぞれ解説していきます。

      1. 「なぜ自社にそのAIが必要か」事業計画書のストーリーを明確にする

      審査員は多くの申請書に目を通すため、単に「AIを導入したい」というだけでは評価されません。 「現在の自社には〇〇という課題があり、解決するにはこのAI技術が不可欠である。導入によって〇〇という成果が生まれ、結果としてこれだけの生産性向上が見込める」——論理的で説得力のあるストーリーを構築することが最重要です。

      事業計画書の具体的な書き方については、「ものづくり補助金の事業計画書完全ガイド|採択率を高める10ステップの書き方」も参考にしてください。

      2. AI導入による「費用対効果」を定量的なKPIで示す

      「業務が効率化される」といった定性的な表現だけでなく、具体的な数値(KPI)を用いて費用対効果を示すことが重要です。

      「AI-OCRの導入により、月間の入力作業時間を100時間から20時間に削減(80%減)し、年間〇〇万円のコスト削減を実現する」——こうした具体的な数値目標を設定することで、計画の実現可能性が高く評価されるでしょう。

      採択率を上げるためのさらに詳しいコツは、「補助金採択率を上げる!申請のコツと成功事例を徹底解説」で解説しています。

      3. 賃上げ要件などの「加点項目」を積極的に取得する

      各補助金には、審査において有利になる「加点項目」が設定されています。代表的な加点項目として、「事業場内最低賃金の引き上げ」「経営革新計画の承認取得」「事業継続力強化計画の策定」などが挙げられます。

      可能な限り多くの加点項目を取得することで、他の申請者との競争で優位に立てるでしょう。

      加点項目の戦略的な取得方法については、「ものづくり補助金の加点で採択率アップ|戦略的な取得方法を徹底解説」をご参照ください。

      4. GビズIDプライムの取得から逆算した申請スケジュールを組む

      ほとんどの補助金申請は、電子申請システム「jGrants」を通じて行われます。jGrantsの利用には「GビズIDプライムアカウント」が必須であり、取得には審査期間が必要な点に注意が必要です。

      書類郵送による申請の場合は通常1週間程度、マイナンバーカードを利用したオンライン申請であれば最短即日取得も可能です。公募締め切り直前に焦らないよう、アカウント取得から逆算して余裕のあるスケジュールを組みましょう。

      5. 専門家・認定支援機関との早期連携で審査員に響く計画を練る【CTA】

      補助金の事業計画書作成には、制度の趣旨を深く理解し、審査員の視点に立った書き方が求められます。 自社だけで作成するよりも、補助金申請のノウハウを持つ専門家(中小企業診断士や認定経営革新等支援機関)のサポートを受けることで、採択率は大幅に向上するでしょう。

      特にAI開発の分野では、技術的な妥当性を審査員に伝える能力が不可欠であり、AI開発と補助金申請の両方に精通した専門家との早期連携が成功の鍵を握ります。

      コンサルタントを活用するメリットや選び方については、「補助金コンサルは必要?メリット・デメリットから料金相場・悪質業者の回避法まで解説」で詳しく解説しています。

      補助金申請前に必ず確認すべき3つの注意点

      補助金申請前に必ず確認すべき3つの注意点

      補助金は非常に魅力的な制度ですが、申請・活用にあたっては注意すべき落とし穴も存在します。後々のトラブルを防ぐため、以下の3点は必ず事前に確認してください。

      1. 補助金は原則「後払い」のため事前の資金繰り計画が必須
      2. 申請期限の厳守とGビズIDプライムアカウントの早期取得
      3. 補助金の対象経費(対象外となる経費)を正確に把握する

      それぞれ解説していきます。

      1. 補助金は原則「後払い」のため事前の資金繰り計画が必須

      補助金における最大の注意点は、資金が支給されるタイミングです。 補助金は「交付決定」を受けた後に事業(AI開発・導入)を実施し、費用の支払いをすべて完了させた後、「実績報告」を経て数ヶ月後にようやく入金される「後払い(精算払い)」の仕組みとなっています。

      初期の支払い資金は自社で立て替える必要があるため、事前の確実な資金繰り計画が不可欠です。

      資金繰りを改善するための方法については、「補助金は先払いできる?資金繰りを改善する3つの方法を解説」でも詳しく解説しています。

      2. 申請期限の厳守とGビズIDプライムアカウントの早期取得

      電子申請に必要な「GビズIDプライムアカウント」の取得には数日〜1週間程度を要します。 また、公募の締め切り時間は厳密に設定されており、1分でも過ぎるとシステムが受け付けてくれません。

      必要書類の準備やシステムの入力エラーなど、不測の事態に備えて、締め切りの数日前には申請を完了させるつもりで動くことが重要です。特にAI開発案件では技術的な説明資料の準備に時間がかかるケースが多いため、早めの着手を心がけましょう。

      3. 補助金の対象経費(対象外となる経費)を正確に把握する

      AI開発にかかるすべての費用が補助されるわけではありません。 社内の開発担当者の「人件費」(一部の補助金を除く)や、パソコン・タブレットなどの「汎用的な備品」(インボイス枠など一部を除く)、単なる「ホームページ制作費」などは、原則として補助の対象外となります。

      公募要領を熟読し、どの経費が対象になるのかを正確に把握した上で事業計画を立てましょう。

      AI開発補助金×融資・リースの併用戦略

      AI開発補助金×融資・リースの併用戦略

      補助金に関する多くの情報サイトでは「補助金のもらい方」ばかりが強調されますが、実務において経営者が最も頭を悩ませるのは「補助金入金までの資金繰り」です。 AI開発補助金と融資・リースを組み合わせる実戦的な併用戦略は、主に以下の2つです。

      1. 補助金入金までのつなぎ資金として融資を活用するメリット
      2. 設備リース契約と補助金を組み合わせる際の注意点

      それぞれ解説していきます。

      1. 補助金入金までのつなぎ資金として融資を活用するメリット

      補助金は後払いであるため、AI開発ベンダーへの支払いから補助金入金まで、半年から1年近いタイムラグが発生することがあります。 資金ショートを防ぐために有効なのが、金融機関からの「つなぎ融資」の活用です。

      日本政策金融公庫の「新事業活動促進資金」(※経営革新計画の承認・経営力向上計画の認定等を取得した方が対象)や、民間金融機関のプロパー融資などを活用し、補助金入金までの資金を確保する方法が一般的です。補助金の「交付決定通知書」があれば、金融機関も返済原資(補助金)が確実に見込めるため、融資の審査が通りやすくなるメリットがあります。

      つなぎ融資の具体的な活用方法については、「【2026年最新】補助金のつなぎ融資とは?専門家が完全ガイド!資金繰りの不安を解消する5つの方法」で詳しく解説しています。

      2. 設備リース契約と補助金を組み合わせる際の注意点

      高額なAI搭載設備やハードウェアを導入する際、購入ではなく「リース契約」を選択する企業も多いでしょう。多くの補助金制度では、一定の条件を満たせばリース契約による導入も補助対象として認められます。

      ただし、リース会社と共同で申請を行う必要があるケースや、補助対象となる期間(リース期間のうち補助事業実施期間分のみ)が厳密に定められているなど、購入とは異なる複雑なルールが存在します。リースを活用する場合は、早い段階でリース会社および補助金コンサルタントに相談し、制度の要件を満たす契約スキームを構築することが重要です。

      補助金とその他の資金調達手段を組み合わせる戦略については、「補助金を活用した資金調達戦略|中小企業・個人事業主が押さえるべき最新制度」もご参照ください。

      AI開発の補助金申請・事業計画書作成なら株式会社イチドキリへ!

      AI開発は、単なるITツールの導入とは異なり、高度な技術的専門知識が求められる分野です。 補助金の事業計画書を作成する際も、「どのようなAI技術を使い、どうやって開発を進め、どのような効果を生み出すのか」を、審査員に分かりやすく、かつ技術的妥当性をもって説明しなければなりません。

      株式会社イチドキリでは、AI開発の実務経験豊富なエンジニアと、補助金申請のプロフェッショナルがチームを組み、お客様のAIプロジェクトを資金調達から開発・実装までワンストップでサポートします。

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      AI開発の補助金についてよくある質問

      Q1. AI開発の補助金申請に、認定支援機関は必ず必要ですか?

      「ものづくり補助金」と「中小企業新事業進出補助金」では、認定経営革新等支援機関の確認書が申請要件として必須です。 一方、「デジタル化・AI導入補助金」はIT導入支援事業者を通じて申請するため、認定支援機関は不要となります。AI開発と補助金申請の双方に精通した専門家と早期に連携することが、採択率向上の鍵です。

      Q2. 採択が決まったら、すぐにAI開発を発注してもよいですか?

      採択と「交付決定」は別物であり、交付決定通知書を受け取るまで契約・発注・支払いは一切できません。 交付決定前に発注した経費は「補助金がなくても実行する事業」とみなされ、原則として補助対象外となります。正しい手順は①交付決定→②契約・発注→③納品→④支払い→⑤実績報告→⑥補助金入金であり、受給にはこの流れの厳守が絶対条件です。

      Q3. デジタル化・AI導入補助金で、カスタムAIの開発費用は補助されますか?

      カスタムAIシステムの開発費用は、デジタル化・AI導入補助金では原則として補助対象外です。 同補助金の対象は、IT導入支援事業者が登録・提供する既製ツール(SaaS等)の導入費用に限られます。自社専用AIをゼロから開発(フルスクラッチ開発)したい場合は、「ものづくり補助金」のシステム構築費・外注費を活用するのが適切でしょう。

      Q4. 複数の補助金を同時に申請・併用することはできますか?

      同一の経費に対して複数の補助金を重複受給することは認められていません。 ただし、異なる経費に対して別々の補助金を組み合わせることは可能な場合があります。「ものづくり補助金」でAI開発のシステム構築費を、「デジタル化・AI導入補助金」で別のソフトウェア導入費を申請するケースはその一例です。公募要領で「他補助金との併用可否」を必ず確認したうえで申請計画を立てましょう。

      Q5. 補助金申請において、社内の人件費は補助対象になりますか?

      社内人件費は、ほとんどの補助金で補助対象外です。 AI開発を社内エンジニアが担当した場合の給与・工数費用も認められません。補助対象となるのは、外部ベンダーへの外注費やシステム構築費、クラウドサービス利用料など社外への支出が基本となります。なお、AI研修については「人材開発支援助成金」など別制度の活用も検討してみましょう。

      まとめ

      2026年度は、「デジタル化・AI導入補助金」への名称変更や「ものづくり補助金」と「新事業進出補助金」の統合など、AI支援制度が大きな転換期を迎えています。 自社の目的に合った補助金選びと、交付決定前の着手厳禁・対象経費の事前確認・認定支援機関との早期連携という3つの原則を守ることが採択への近道です。補助金を最大限に活用し、AI導入による競争力強化を実現しましょう。

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      記事の執筆者

      株式会社イチドキリ 代表取締役
      徳永 崇志

      兵庫県西脇市出身。岡山大学教育学部出身。大手システムインテグレーターでエンジニアとしてのキャリアをスタートし、その後、株式会社リクルートで教育系SaaS「スタディサプリ」の法人営業に携わる。株式会社レアジョブではAIを用いた新規事業の立ち上げに従事し、リリース1年で国内受験者数No.1のテストに導く。株式会社素材図書で副社長兼執行役員を務め、事業再構築補助金を活用した新規事業開発・立ち上げを担当。その後株式会社イチドキリを設立。現在は経済産業省(中小企業庁)認定の経営革新等支援機関として、システム開発に特化した補助金コンサルティング事業を運営。 2016年に「基本情報技術者試験」合格、2024年にGoogle認定資格「Google AI Essentials」、厚生労働省「精神・発達障害者しごとサポーター」取得。

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