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次年度も予算が約1.7倍となり、継続される見込みであることが判明しました!(2025年2月追記)
2025年度はどうなる?東京都助成金「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」について
1.「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」とは?
東京都が実施する「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」は、ポストコロナ時代に対応した経営基盤の強化を支援する助成金制度です。
この助成制度では、中小企業が「既存事業の深化」または「既存事業の発展」に取り組む際の費用を支援し、企業の持続的な成長を促します。
【助成の対象となる取り組み】
- 既存事業の深化:品質向上や生産効率改善など、現在の事業の競争力を強化する取り組み。
- 既存事業の発展:新商品・新サービスの開発や新たな市場開拓など、事業の幅を広げる取り組み。
2.助成金審査の基本的な流れを理解しよう
助成金申請は、単に必要書類を提出すれば採択されるものではなく、厳正な審査を経て決定されます。
【審査の流れ】
- 申請書の提出(オンライン)
- 書類審査(提出内容の確認)
- 面接審査(対面)
- 最終決定・採択通知
書類審査の段階で不備があると、その時点で不採択となることもあるため、
申請書類は細部までチェックしてから提出しましょう。
3.審査の視点を徹底分析!採択されるための5つのポイント
「新たな事業環境に即応した経営展開サポート事業」の審査では、以下の5つの視点が重視されます。
・審査で見られる6つの主要観点
審査では、以下の6つの観点が重視されます。それぞれのポイントを理解し、申請書の作成や面接対策に活かしましょう。
- 発展性(既存事業の深化・発展に資する取り組みか)
- 市場性(ポストコロナ等における事業環境の変化を踏まえた市場分析は十分か)
- 実現性(事業を遂行するための体制が整っているか)
- 優秀性(創意工夫があるか、今後の展望は明確か)
- 自己分析力(自社の現状を適切に理解し、計画を策定しているか)
①発展性:事業の深化・発展をどう示すか?
本補助金の趣旨・目的である「深化」「発展」を適切に示すことが重要です。
深化(既存事業の質を高める取り組み)
- 経営基盤の強化につながる取り組みであることが必須
- 高性能な機器・設備の導入による競争力強化
- 既存商品・サービスの品質向上
- 高効率機器の導入による生産性向上
発展(新たな事業展開を図る取り組み)
- 既存事業を活かし、新たな事業へ展開する取り組み
- 新商品・新サービスの開発
- 商品・サービスの新たな提供方法の導入
- 既存事業の知見を活かした新規事業
📌 審査対策ポイント
- 既存事業との関連性を明確にし、深化または発展の方向性を具体的に示す
- 数値データを活用し、事業の成長性を定量的に説明する
②市場性:市場環境の変化をどう分析するか?
ポストコロナ時代の市場環境の変化を適切に分析し、事業の必要性を証明することが求められます。
なぜこの事業なのか?を説明するための視点
- 市場の動向やニーズ:データを活用し、変化の根拠を示す
- 競争環境:類似事業との差別化ポイントを明確にする
- 事業機会:ポストコロナで新たに生まれたチャンスを捉える
📌 審査対策ポイント
- 市場分析に基づき、事業の成長性を論理的に説明する
- 数値データを活用し、説得力を持たせる
③実現性:事業を実行する体制は整っているか?
助成金を受けた後、計画通りに事業を遂行できるかどうかが審査のポイントとなります。
チェックされるポイント
- 事業実施に必要な 人材・設備・資金 が揃っているか
- 発注先の選定が適切か(見積書の提出が求められる)
📌 審査対策ポイント
- 事業計画のスケジュールを明確にし、リスク対策も提示する
- 発注先の見積書や契約予定内容をしっかり準備する
④優秀性:創意工夫と今後の展望をアピール
「優秀性」とは、単に事業の実行可能性を示すだけでなく、独自の創意工夫や今後の成長戦略を説明することが求められます。
創意工夫
- 自社独自の強み を活かした事業であるか
- 競合と差別化できるポイントが明確か
今後の展望
- 何年後にどの程度の成長を見込むか?
- 売上高やリピート率などの具体的な数値目標 を設定
📌 審査対策ポイント
- 競争優位性 を明確にし、「自社だからこそできる事業」であることを強調する
- 今後の展開を具体的なKPI(重要業績評価指標)を用いて説明する
⑤自己分析力:自社の状況を適切に理解しているか?
事業計画を策定する上で、企業の財務状況や経営資源を正しく把握しているかも重要な審査ポイントです。
どのように評価されるか?
- 財務状況を正確に把握しているか(決算書の内容を説明できるか)
- 投資計画が適切か(過剰投資になっていないか)
📌 審査対策ポイント
- 自社の財務状況を明確にし、実行可能な範囲での事業計画を策定する
- 投資内容が事業の成長につながることを示し、過剰なリスクを取らない
4.不採択を防ぐために!よくあるNG例と対策
【よくあるNG例】
❌ 計画が抽象的で、実現可能性が不明瞭
❌ 費用計画に根拠がない
❌ 経営基盤の強化につながる具体的な説明が不足
✅ 対策
✔ 事業計画は具体的に記載し、定量的な指標を活用
✔ 予算の妥当性を示すデータや見積書を添付
✔ 事業の将来性や経営への影響を明確に説明
5.採択率を上げる!申請書作成のポイント
- 結論から書く(採択のポイントを明確に)
- 数値データや市場分析を活用する
- 簡潔で分かりやすい文章を心がける
特に、審査員が短時間で要点を把握できるよう、「読みやすさ」 を意識することが重要です。
6.まとめ:審査の視点を理解し、採択率をアップさせよう!
助成金の審査を突破するためには、事業計画の具体性・実現可能性・経営基盤の強化・市場性・費用計画の妥当性 を意識した申請書作成がカギとなります。
本記事で紹介したポイントを押さえ、採択に向けて万全の準備を整えましょう!
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記事の執筆者
株式会社イチドキリ 代表取締役
徳永 崇志
兵庫県の実家で、競走馬関連事業を展開する中小企業を営む家庭環境で育つ。
岡山大学を卒業後、大手SIerでエンジニアを経験し、その後株式会社リクルート法人営業に携わる。株式会社レアジョブではAIを用いた新規事業の立ち上げに従事し、リリース1年で国内受験者数No.1のテストに導く。株式会社素材図書で役員を務めた後、株式会社イチドキリを設立。中小企業向けに、補助金獲得サポートや新規事業開発や経営企画のサポートをしている。Google認定資格「Google AI Essentials」を2024年に取得済。